絵も文字も下手な看板海の家 小野あらた
春の風苦しむ鶏を抱きにゆく
春の風苦しむ 鶏 ( とり ) を抱きにゆく 宇多喜代子 『りらの木』 むかし、宇多喜代子さんがNHK俳句の選者をしてらした時、兼題に投稿された多くの類句類想に対して、 「みな、私と同じような思いをしているのを見ると嬉しくなる」 と...
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春の風苦しむ 鶏 ( とり ) を抱きにゆく 宇多喜代子 『りらの木』 むかし、宇多喜代子さんがNHK俳句の選者をしてらした時、兼題に投稿された多くの類句類想に対して、 「みな、私と同じような思いをしているのを見ると嬉しくなる」 と...
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咳の子のなぞなぞあそびきりもなや 中村汀女 『汀女句集』 風邪をひきコンコン咳する子供、終わらないなぞなぞ遊びに付き合う母親。 なぞなぞが尽きれば、母はどこかに行ってしまうのではという心細さ。 だんだんと問い掛けは、なぞなぞになっ...
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ピーマン切って中を明るくしてあげた 池田澄子 句集『空の庭』 切られる前のピーマンの中は暗いのでしょうか? うす緑色に皮が光ってぼんやり明るいのでしょうか? 作者はピーマンを切っている側ですが、 読み手はピーマンの中にいて明るくしてもらう...